<   2010年 01月 ( 3 )   > この月の画像一覧

名前変え 「帽子おじさん」から「NPO親父」に!

 ブログの主人公を「どうして帽子おじさん」と名つけたのか?と人から聞かれることがある。口の悪い連中は、「主人公はまだ若いと訴えたいのではないか」とか、「帽子は白髪隠しではないか」という。職業柄そんな気持がなかったとは言い切れない。

 私は何時の時期からか、年齢を聞かれて、素直に答えるのが「嫌」になっていた。現在でも、よく年齢を聞かれるが、その質問には即座に「ノーコメント」と答えるのが通例である。 おそらく皆さんが私の年齢に興味を持つのは、顔は老齢に見えるけど、言動は老齢らしくない。つまり、私の顔と行動に違和感があるということだと思う。

 ところで、最近書いたブログ、「禁煙で健康回復」の記事の中で、私は今年の誕生日で、後期高齢者の仲間入りをすると白状した。そこで、「帽子おじさん」の名も返上しようと思う。
 それでは、ブログの主人公の名をどうするか。
 
c0166418_219577.jpg 私の長男は即座に「囲碁好き親父」が一番私の実像にマッチしていると助言する。「白髪おやじ」がよいという意見も出た。しかし、白髪おやじでは、後見人に面倒をみてもらう本人が不安になるのではないか。
 当NPOの目的は、地域の皆さんと協力して、「親しみ易く、利用し易い成年後見制度を利用して、高齢者や障害者の人達の生活を支援し、人権を守ることが容易な地域社会を作り上げよう!」という地域福祉の実現に尽きるわけである。そうすると、その目的のために、NPO活動にどっぷり浸った親父、という意味で「NPO親父」と言う名を使うことにした。今後も読者のご声援をよろしくお願いしたい。(平成22年1月31日記)
 
[PR]
by seinen-kouken | 2010-01-31 20:05 | 随想

祝休日が、とてもとても待ち遠しい!

1 成年後見の新制度が誕生して今年4月で丸10年、この素晴らしい成年後見制度の利用促進を図るため、NPO安心サポートネットを設立したのが5年前。設立当初から、先行する法人も、見習うべき法人もなく、ひたすら独自の道を歩む、ベンチャーの非営利法人である。それ故に、挑戦と創造を積み重ね、数多くのノウハウを蓄積して、何とか社会奉仕型のシステムを作り上げ、やっと現状まで漕ぎつけた。

 しかし、当法人の内部は、どの分野を取り上げてみても、未完成で、形成途上にあるから、今後とも、会員の力を結集し、「地域に信頼される安心サポートネット」を目指し、努力する必要がある。従って、理事長が取組む仕事も山程あって、際限がない。

2 さて、こんなわけで、私の仕事も広範、過密である。
毎週 祝休日以外の平日は全部出勤する。
毎週 月曜と木曜は、福岡市の福岡本部、通勤は片道1時間30分弱。
火曜と金曜は筑紫野市の筑紫出張所、マイカー通勤で片道30分。
 水曜は熊本市の熊本出張所、通勤は片道2時間半弱である。
 また、休日の土曜日でも、毎月2日間は後見実務研究会に出席したり、講演したりで、土曜の休日は半減する。自宅での時間も、仕事の準備に当てることが多い。平日の休暇は夢のまた夢である。

3 元気な現役時代を思い出しても、こんな激務が勤まるとは、とても考えにくい。頑健な身体には程遠い私が、毎週こんなスケジュールで勤務できるのは、我ながら驚きである。しかも、仕事に熱中しているときは、それに没頭するので、この過密や繁忙が少しも気にならない。
 ところが、給料をもらっての勤務だったら、とても耐えられる話ではなく、すぐに嫌気がさして、適宜サボタージュを考えるだろう。嫌気や拒絶反応が生じないのは、ボランティアを視野に入れた、交通費も出ない無給の社会奉仕活動だからと思う。おこがましいが、強靭な使命感のなせる業と理解できる。

 そうは言っても、始終事業のことを考え、仕事に励むわけだから、強いストレスが間断なく続き、疲労が蓄積するのも自然の成行きである。困難な作業に取組んでいるときは、特にそうである。これに対処する最高の治療薬は、私の場合、祝休日である。祝休日にはすべての重圧から解放され、心身ともにリラックスする。好きな碁をインターネットで打ってストレスを発散する。だから、子供のようにとても、とても祝休日が待ち遠しい。【あと何日寝ると、お正月!】、「あと何日頑張ると、祝休日!」という気分になる。

 こんなに祝休日を待望している私を見て、妻は「日々休日の生活だって、選べるのに、わざわざ好き好んで、多忙な生活を選んだのだから・・・」と言う。しかし、日々休日で暇を持て余す生活は、ややもすると、自堕落な生活となって、すべてが無気力になる。「小人閑居して不善をなす」のたとえでないが、決して有意義な生活を送っているとは思えない。
 従って、これ程休日が待ち遠しい生活は、逆に言えば、日々充実した有意義な生活を送っている証拠である。こんな幸せな人生の送り方はないと思う。神に感謝、仏に感謝である。
 
[PR]
by seinen-kouken | 2010-01-10 17:27 | 随想

禁煙で健康回復―ひょんなことからー


c0166418_1951913.jpg1 今年誕生日がくると、後期高齢者の仲間入りである。成年後見制度の活性化を旗印にしたNPO法人を主宰し、後期高齢者になる寸前まで、激務をこなしてきたのも、健康を保持できたからである。健康あっての物種!健康を支えてくれた妻に感謝したい。

2 私は、法務省就職後の現役時代は一貫して大変なヘビースモーカーだった。喫煙競争なら、誰にも負けないという妙な自負があった。
 やがて、50歳を越える頃から地下鉄の長い階段を上ったり、一寸過激な運動をしたりすると、息切れに苦しむようになった。あちこちの大学病院で診断してもらうと、「喫煙が原因の重度の肺気腫。62,3歳頃には、常に酸素ボンベを携帯し,管を通じて鼻から酸素を吸入する状態になる。」と、すべての先生が口を揃えた。
 こんな緊迫した事情があって、私は何回も手を変え、品を変えて、真剣に禁煙に挑戦した。妻も禁煙病院に入院手続を採るという切羽詰った努力までした。しかし、いつも、私の意志薄弱が原因で、失敗に終わり、後味の悪さだけが残った。

3 しかし、禁煙せざるを得ない好機がひょんなことから巡ってきた。法務省を退職して、一年も経たないうちに、私を奇病が襲ったのである。
 筋肉の硬直化や衰えで、独力で立ち上がれなくなった。また、匂いに敏感で吐き気がしたり、寒さに敏感で異状に寒がったりして、どんな病気になったから、こんな症状が出るのか?沢山の医師にみてもらったが判明せず、最終的には、東京虎ノ門病院で脳下垂体の腫瘍であることが判明した。脳の下部に「ホルモンの分泌をコントロールする豆粒ぐらいの脳下垂体があって、そこに腫瘍ができている。」という話である。

c0166418_19581319.jpg この腫瘍を取り除くには、手術が必要である。そのため、40日強の入院をすることになった。勿論入院治療中は喫煙が厳禁である。お蔭様で医学の驚くべき進歩によって、頭を明ける開頭術ではなくて、上唇の内側から管を通して、脳の底の方からほじくり出す、経鼻的術により腫瘍の摘出手術は成功した。この手術で脳下垂体の機能も正常化した。それと同時に、どんなに努力しても、実現しなかった禁煙にも成功し、二重の喜びとなった。
 私は嬉しさのあまり、退院の帰路、日本橋の高島屋に直行し、1階から4回までぶっとうしの階段を一気に駆け昇り、喝采を叫び、欣喜雀躍した。
 一度、肺機能の向上という素晴らしい禁煙メリットを体験した後は、2度と禁煙の誓いを破ることはなかった。

4 この禁煙によって、健康を回復したお陰で、9年間の公証人を勤め上げた後、成年後見制度の活性化を目的としたNPOを立ち上げ、その活動に没頭できているのだと思う。 健康に感謝、感謝である
 
[PR]
by seinen-kouken | 2010-01-08 22:39 | 随想