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わが筑紫出張所の風景 安心サポートネットの誕生地

1 筑紫画廊
 福岡法務局筑紫支局の真向かいに、3階建ての俗称「ホームセンタービル」があり、その建物には、司法書士、土地家屋調査士を中心に多数の士業の事務所がある。その1階の中央106号室がわが安心サポートネットの筑紫出張所である。面積は40平方メートル、そこに所狭しと、机、椅子、書棚、機器類が置いてある。

c0166418_21211156.jpg 内壁には、宣伝用の新聞記事のコピーやビラも貼ってあるが、圧巻は三宅会員から提供された水彩画の4作品である。いずれも静かな自然のたたずまいを自然そのままに描いた風景画で、みな見事な出来栄えである。見ていると、吸い込まれるように、心身の疲れが癒される。だから、この出張所は「筑紫画廊」でもある。

2 多忙な出張所
 私は、週のうち2日火曜日と金曜日に本出張所に出勤する。この出勤日には本出張所の事務を処理するため、私のほか3名の会員も出勤する。だから、お客さんや会員の出入りも多く、事件処理や打ち合わせに多忙を極め、室内が大混雑するときが多い。

3 当法人の前身・「権利支援システム研究会」
 当法人の前身は、「権利支援システム研究会」である。同研究会は筑紫野市の二日市のコミュニティーセンター内に置かれ、その場所は、本出張所のすぐ近くにある。同研究会の活動を当法人が実質引き継ぐまでは、同所を根拠地とし同研究会が活発に活動していた。
 この研究会は、12年に創設された成年後見制度の利用が沈滞している状況を深く憂慮し、次のとおり高らかに宣言して13年8月に創設された。
「高齢者社会の病理現象を注視するとき、地域住民の1人1人が速やかにこの魅力に満ちた権利支援システム(成年後見制度を指す)を十分理解し、自己の幸せのために主体的、積極的に活用することが要請される。そこで、本研究会はこの見地からこのシステムについて様々な研究を行い、この分野で有用な人材を育成し、もって、この要請に応えることを目的とする。」
 この研究会には、各方面の錚々たるメンバーが参加した。また地元からも、筑紫野市や同社協の職員や各方面の福祉やボランティア団体からも参加があった。伊藤九大名誉教授や迫田弁護士も、その研究会のメンバーである。そして、この研究会の活動結果、安心サポートネットの創立の必要性が痛感され、当法人の誕生につながった。だから、本出張所は当法人の誕生地である。

4 ネットワークの継承 
 そのため、この権利支援システム研究会の活動のネットワークが、そのまま現在の本出張所を支えている人脈に繋がっている。だから、本出張所は、受託事件も多く、当法人全体の事業収入の約3分の2を占めるばかりか、当出張所が受託し、指導監督している後見人等数は、当法人の総後見人受託数77名中50人に及んでいる。従って、事業中心に見ると、同法人を支える中心的役割は本出張所が担っている。今後とも、本出張所では、同システム研究会時代から積み上げてきたネットワークを大切にし、地域後見の実現に向けて、一歩一歩前進したいものである。
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by seinen-kouken | 2011-04-10 21:13 | NPO