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新会員への激励のメッセージ

復旧・復興の申し子
新会員への激励のメッセージ
NPO法人高齢者・障害者安心サポートネット
                    理事長 森 山 彰
1 市民後見人育成研修の意義
 平成28年4月二度にわたって、震度7の大地震が熊本を襲い、恐ろしいまでに残酷な被害をもたらしたが、熊本県民の懸命の努力で、着々と復旧、復興が進み、随所で震災前の活況を取り戻していることに深い感銘を受けた。とともに、このような復旧、復興の歩みの最中、安心サポート熊本が、本格的で、質の高い「市民後見人育成研修」を実施し、成功裡に終了したことは、熊本市民に元気を与える素晴らしいイベントだったと思う。
 その理由の第1は、現代の共生社会における大震災の復旧・復興とは、被害地を社会全体の支え合いによって復旧・復興することを意味するので、共生社会に不可欠な成年後見制度の活性化に資する、市民後見人候補47名を育成し、社会に供給したことは、復旧・復興の手助け(支え合い)による大貢献をしたことになると思う。
 第2は、それに、震災で気が沈みがちな熊本市民が、判断能力の不十分となった高齢者・障害者を支援する「市民後見人」の研修募集の情報に接すれば、誰だって未来志向だと思い、前向きで、明るい気持ちになるだろう。この研修は、この意味で、高い評価を受けて然るべきで、「よくやった」と称賛したい。
2 人材育成

本年5月26日KKRホテル熊本で開催された第8回通常総会に出席して、最も心強く思ったことは、この育成研修受講後、入会した新規会員が多数参加して、総会を盛り上げてくれたことである。
 この有為な新会員が一人前の立派な後見人として育つためには、その後のフォローアップ研修が重要だし、後見人としての実務の訓練も欠かせない。言わずもがなの蛇足と思ったが、熊本の役員の皆さんには、「何が何でも、新規会員には、逞しく育つための機会を十分に与えて、全員が安心サポート熊本を牽引する有能な人材に育てて欲しい。」と要望した次第である。
新会員の皆さんは、復旧・復興の1手段である育成研修によって誕生した復旧・復興の申し子であるから、申し子であることを胸に刻んで、自己研鑽と鍛錬に励んでいただき、使命感旺盛で、住民の皆さんから厚い信頼が得られる人材に育って欲しいと念願している。
               以   上


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by seinen-kouken | 2018-07-15 16:21

安心サポートネット・グループの目指す当面の目標

・・・地域住民のニーズに応えて・・・
安心サポートネット・グループの目指す当面の目標
1 光陰矢の如しで、「安心サポートネット熊本」が、創立されて5年半が経過しました。その間、猿渡理事長を先頭に役員及び会員の皆さんの全員が、一致協力して幾多の困難を克服しつつ、一歩一歩着実な発展を遂げられたことに対し、心から敬意と謝意を表したいと思います。
また、去る11月3日には、熊本「自然に親しむ会」が主催して、当法人の「歩こう会」と第4回合同懇親会を開催し、両法人から45名の会員の皆さんが元気溌剌と参加。宮崎滔天生家、世界遺産「万田坑施設」の見学、玉名市の竹水苑での会食等、終日和やかな交歓が行われ、大いに懇親を深めることができて、大変嬉しく思いました。これも、世話役の皆さんのご尽力のお蔭であると、この誌上を借りて、厚くお礼申し上げます。
2 ところで、皆さんもご承知の通り、「安心サポートネット・グループ」の福岡と熊本の各法人では、毎年の通常総会で、①、「後見人等の受任拡大とその条件整備」、②、「人材の育成」③、「地域後見の実現」等から選んだ課題を重点目標(施策)に設定し、組織を挙げて、その達成に尽力していますが、本稿で取り上げるのは、これらの課題実現の柱として、現在「安心サポートネット・グループ」が、当面の問題として取り組んでいる目標です。
阿部首相は、日本経済の課題を克服するため、金融、財政、成長戦略の「三本の矢」を放ちましたが、未だ、的を射抜けていません。それなのに、名目GDP6兆円、希望出生率1.8、介護離職0の新「3本の矢」を放ちました。
当グループでも、地域住民の皆さんのニーズを的確にくみ取って、当面の目標を定めると、次の3施策になり、阿部首相流に言い換えると、当グループの「3本の矢」ということになります。ただし、どんなことがあっても、固い決意をもって、3本の矢で的を射抜きたいと考えています。
3 その第1の矢は、任意後見受任体制の整備です。
成年後見制度は、自己決定権の尊重の理念を重視すれば、必然的に「法定後見」より「任意後見」を選択することになります。これが当法人の発足時の理念ですから、当法人の事業目的でも、「任意後見人の受任、指導、育成」が、最優先となっています。
この観点から現行の取扱いを見直し、前年度より受任体制整備の軸足を法定後見から任意後見に移すとともに、任意後見研究会を拠点として、任意後見移行型の事務処理システムを整備するとともに、その中核を担う人材を育成中であります。ゆくゆくは、任意後見研のメンバーの大半が、自力で受任手続が行える水準まで高め、行く末は、「任意後見なら安心サポートネットに!」と、高い評価が定着するよう頑張っていけたら、と考えています。
4、第2の矢は、第4回市民後見人育成研修の実施です。
現在の成年後見制度は、手続が煩瑣で、後見人も都市部に偏在している現状から、地域住民の皆さんのニーズの第1は、地域後見の実現、すなわち「判断能力の不十分な高齢者・障害者の皆さんが、いつでも、どこでも、容易に成年後見制度を利用して、安心した生活を送ることのできる社会を作ろう!」というニーズです。また、老化や傷病で判断能力が衰えた者にとって大切なのは、本人の心身の状況に応じて生活や療養看護を支援する身上監護ですから、そのニーズの第2は、身上監護重視の後見です。そして、これらのニーズに応えることのできる資質を有するのは、市民後見人ですから、その市民後見人を多数育成して、地域社会の熱い期待と信頼に応えることにしました。
それに加えて重要なのは、当法人は、多数の後見人等や任意後見事務を受任し、多数の死後事務や遺言執行事務を受託していることです、これらを適正・円滑に処理するためには、後継者育成が必要不可欠で、緊急な課題です。
本研修は、これらの目的達成のため実施するもので、従来、当法人が実施してきたレベルの高い、本格的研修を実施する計画です。研修期間及び期日は、平成28年1月23日から同5月14日までの第2及び第4土曜日です。
5、第3の矢は、死後事務の処理及び生活支援サービスの提供を目的としたNPO法人の設立です。
2025年には、後期高齢者2千万人社会の到来に伴い、緊急かつ最重要な施策は「地域包括ケアシステムの創設」です。このシステムは、[地域ごとに、医療、介護、生活支援、住まい、介護予防の各サービスを一体的に組み合わせて提供できる仕組みを作り上げて、高齢者が住み慣れた地域において、最後まで安心して暮らせる社会を構築しよう!]というものです。
当グループの今後の発展を見据えると、死後事務処理とともに、この生活支援サービスを提供する部門を育成・強化する必要があります。そこで、死後事務研究会が中心となって、NPO法人を創立すべく、諸準備を行い、既に設立総会も終え、県の認証待ちの状態となっています。
6、以上が当グループの目指す当面の目標ですが、熊本では、第1の矢はともかく、第2・第3の矢については、会員の力を結集して、実施ができるよう条件整備にご尽力願いたいと思います。まずは、先行する当法人としては、これらの課題を実現するための知見やノウハウを提供し、人的・物的な面においても、最大限の協力ができるよう努めてまいります。
以上は、安心サポートネット熊本の「安心のひろば」に寄稿した挨拶文で、寄稿当時の「安心サポートネット・グループ」の当面の目標に論究したもの。
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by seinen-kouken | 2015-12-20 17:25